理事長室賀です。
我が日本スリングショット協会も会員数が30人になりました。
協会を立ち上げたのが今年8月1日なので、1ヶ月に10人ほどのペースで会員さんが増えていってくれてます。
スリングショット、ゴムパチンコという現時点では非常にマイナーなスポーツなのにこの増え方は多いんじゃないかなと思います。
世間ではまだまだ「子供の遊び」「危険なもの」といったイメージが強いかもしれませんが、そのスポーツ性から潜在人口は案外多いんじゃないかなと思ってます。
さて、そんな先月の10月28日。
長野県松本市支部で競技会を開催するという知らせをK支部長さんからいただきました。
協会を発足してから日本で3番目の競技会です。
K支部長さんも私と同様、ジモティーでスリングショットを一緒に楽しむメンバーを募ったところ、同じ松本市から30歳の比較的お若い方から応募があったとのこと。
で、トントン拍子に話が進み「2人で競技会を開催するので理事長もよかったら観光がてら参加しませんか?」というご連絡があったという次第。
松本城にも行ってみたかったし、白骨温泉にも浸かってみたかったので二つ返事で参加をお願いしました。
競技会が10月28日なので、日程は27日〜29日の二泊三日で嫁さんと旅行気分で出かけてきました。
そして28日競技会当日。
広大な某公園の片隅の人がほとんど来ない、一方が鬱蒼とした森と崖になっている良い場所をK支部長がセレクトしてくれてました。
K支部長のご挨拶があり、いよいよ競技開始。
前回の狭山市支部競技会ではブルースキーン・スピードシュート → 10ペーパー → スパニッシュ・ノックダウンという順番で行いました。
協会の競技規定ではどの種目をどの順番で行うかは自由。
なので、どの競技からやるかK支部長にお尋ねしたところ、はるばる埼玉から参戦したワタクシに決めてほしいとのことでしたので、一度開催した経験から10ペーパーからを提唱させていただきました。
ブルースキーン・スピードシュートは1分間で10個のターゲットを撃ち落とすというもの。
なので、いきなりこれをやると皆さん緊張します。
ワタクシもそうでしたが得点に大きく影響があると考えたので、10ペーパー → 15ペーパー → スパニッシュ・ノックダウン → ブルースキーン・スピードシュートという順番に決めさせていただきました。
10ペーパー、15ペーパーは制限時間はあるものの5発を5分以内で撃つので余裕をもってじっくり狙えるので、それぞれ2ラウンド、計4ラウンドを腕ならしにもなります。
そしてスパニッシュ・ノックダウン。
ターゲットの真ん中に当たるとスパーンと飛ぶアクションがあるので撃っていて楽しい種目。
ですが、この種目はターゲットの大きさによってポイントが違うし、7個のターゲットを7発の弾で撃つ(1ターゲットに何発撃ってもよい)ので、どれを狙うか?腕前もそうですが、戦略が大きく物を言うステージなんです。
そして、いよいよ最終種目のブルースキーン・スピードシュート。
このブルースキーン・スピードシュートはポイントの稼ぎ頭。
1個あたり5ポイントのターゲットを1分間で10個撃ち落とすというものなので、1ラウンドあたり50ポイント。全部倒せば2ラウンドで100ポイントこれだけで稼げます。
なので、この日のためにブルースキーン・スピードシュートに絞って練習を重ねてきたワタクシ。
前回の狭山市支部競技会では散々な成績だったので、ここは逃すわけにはいきません(笑)
ブルースキーン・スピードシュートは1分間という非常に短い時間なので、平ゴムタイプのスリングショットではゴムのヨレを直す時間がもったいないと判断してチューブゴムタイプのスリングショットにしました。
結果、次弾の装填が圧倒的に早く、それが好成績となったのだと思います。
ということで、長野県松本市支部競技会 全4種目得点及び総得点は、
Sさん
10ペーパー 2ラウンド合計 19ポイント
15ペーパー 2ラウンド合計 10ポイント
スパニッシュ・ノックダウン 2ラウンド合計 0ポイント
ブルースキーン・スピードシュート 2ラウンド合計 5ポイント
総合計34ポイント
K支部長
10ペーパー 2ラウンド合計 24ポイント
15ペーパー 2ラウンド合計 5ポイント
スパニッシュ・ノックダウン 2ラウンド合計 11ポイント
ブルースキーン・スピードシュート 2ラウンド合計 25ポイント
総合計65ポイント
ワタクシ理事長
10ペーパー 2ラウンド合計 38ポイント
15ペーパー 2ラウンド合計 22ポイント
スパニッシュ・ノックダウン 2ラウンド合計 12ポイント
ブルースキーン・スピードシュート 2ラウンド合計 40ポイント
総合計112ポイント
という結果となり、一応ワタクシが1位を取らせていただきました。
ですが、K支部長もスリングショット歴はまだ数ヶ月、Sさんにいたってはほとんど初心者さんですからワタクシがトップなのも当然といえば当然。
しかし、ワタクシの成績も歴がそこそこあるわりには決して自慢できる成績ではありません。
練習を積んできたはずのブルースキーン・スピードシュートも4種目の中では一番良かったものの1ラウンド5缶倒すのが精一杯でしたし、スパニッシュ・ノックダウンに至っては外しすぎと反省点は多いです。
競技ですから腕を磨いて成績アップを突き詰めたいですが、それよりも、こうしてスリングショット愛好家同士が日がな一日楽しく遊べたことが何よりじゃないかなと思います。
スリングショット最高です!
K支部長、Sさん、お招きいただきありがとうございました!